明治大学フォークソング同好会 OB会
『フォークソング』(英: Folk Song , Contemporary Folk music)は、民謡や民族音楽に根ざした音楽や、さらにそれから派生したポピュラー音楽も指す用語で、音楽ジャンルの一つ。
伝承民謡の形式や感覚を借りて作られた歌のことで、伝承民謡が作者不明なのに対し、後者は職業的な作者が作詞・作曲し職業的な歌手が歌って商品化が行われていることが多いところが異なっており、実質的には民俗音楽ではなくてポピュラー音楽に分類される。
その内容は(伝承民謡同様に)民衆の素朴な情感を歌う歌も多数あるが、現代の社会問題、反戦思想などを歌うものがむしろ多く、つまり反戦歌などのプロテストソングも範疇に含まれる。
本来のフォークソングの演奏は、アコースティックギターやバンジョーなどを使用した弾き語りを主体とし、電気楽器は使わないのが伝統的音楽表現であった(そこがフォークロックやロックとは異なっている)。
最も一般的な名称は「フォークミュージック」
フォークソングの中でも「モダン・フォーク」は、1960年代「フォーク・ミュージック・リバイバル」の折に大流行した美しいアメリカのハーモニー・コーラスを伴ったグループによるフォークを指す。1960年代に入ると、フォークは商業的な色合いを身にまとい、「海外のヒットソング」として日本に上陸してきた。キングストン・トリオ、ニュー・クリスティ・ミンストレルズ(英語版)、ブラザーズ・フォア、ピーター・ポール&マリー(PPM)らで、これが日本でカレッジ・フォークブームの火付け役となっていく。
フォーク・シーンで活躍していたボブ・ディラン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、バーズなどのミュージシャンは、1964年のビートルズのアメリカ上陸に影響を受け、エレクトリックギター、エレクトリックベース、ドラムスというロックの楽器編成(ただし、アコースティックギターを併用する場合も多い)で演奏するようになった。
これを「フォークロック」と呼ぶ。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本でも1960年代から1970年代にかけて、アメリカで広まった数々のバンド曲がヒットし、テレビやラジオ、音楽レコードなどの媒体を通じて普及していった。
このような世相を背景に、1966年、明治大学フォークソング同好会が産声をあげました。